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「占い師兼コーチの日々の気づき」
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ぜひ一度読んでみて下さい。あなたにもきっと何か気づきがあるはずです♪

コーチングを甘くみていました。
正直言いますと、私はあまり効果を期待していませんでした。(ごめん) これからの計画、やること、自分である程度考えていたので、セッションしても、その確認作業みたいになるのかなあと、思っていました。でも・・・つづき
嬉しいです♪
アドバイスいただいたことにより、彼といろいろお話をしたり、今まで気になっていて聞けなかったことなど思い切って聞いてみたりもでき、初めて彼と心が近づいたような感覚になりました(*^_^*)嬉しいです♪・・・他にも

魂に効く 絵本・児童文学の世界

魂に効くブックレビュー その2

『ルラルさんのにわ』 
いとう ひろし 作・絵
ポプラ社(読んであげるならおよそ三歳から)


あらすじ


ルラルさんは毎日庭の手入れをします。
ルラルさん自慢の大切な庭なんです。
だれも庭に入ることを許しません。

ところが、ある朝、その庭に大きな丸太が
ころがっていました。

腹を立てたルラルさんが蹴飛ばそうとすると、
なんと、丸太ではなく、大きなワニだったのです。

ワニはルラルさんを手招きし、
「気持ちいいぜ。寝そべってみなよ」といいます。


逆らうのが怖くて仕方なく言うことを聞いたルラルさんは、
初めて自分の大切な庭を身体で感じたのです。

ちくちくと肌に刺さる芝生の気持ちいいこと・・・。


そして・・・。


第13回絵本にっぽん大賞受賞。


      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'


可愛らしい動物たちがたくさん出てくる、
のほほんとした癒し系の絵柄。

でもその可愛らしさにだまされてはいけない。
この絵本は、佐野洋子の「おじさんのかさ」に並ぶ、
不安を乗越えて心を開くことの大切さと
それに伴う魂の変容を描いた名作なのだ。


秩序を乱されることを恐れ、
他者に向かって心を開くということをしなかった一人の男性に、

否応なく訪れた危機、混乱。

その中で 自分の“庭”、
つまり自分の心、魂を五感で感じることを強要される。

その中に踏み入り、身を投げ出し存在をゆだねることを強いられる。


今まで管理の対象だった“庭”。

混乱や変化を引き起こしそうなものを追い払い、
乱されないことを最優先してきた“庭”。

整然とコントロールすることしか考えたことがなかった。

その存在を楽しみ、その中に踏み入って遊ぶことなど、
したことがなかった。

身を投げ出し、五感でその感覚を味わうなど、
したことがなかった。


しかし、やってみると


   パジャマをとおして ちくちく ちくちく。

   にわのしばふが おなかをさします。

   その きもちのいいこと きもちのいいこと。

   おもわず うっとりしてしまいます。


男はこの経験をきっかけに、
秩序を乱す多様な存在を受け入れ、
その混沌を楽しみ、
ともに“今、この瞬間”を味わうような生き方へと方向転換する。


最後のページでは、
今まで容赦なく追い払ってきていた種々雑多な動物たちと、
仲良く一緒に芝生の庭で寝転ぶルラルさんの姿。


動物たちとルラルさんの、とても楽しそうな無邪気な笑顔。

その、豊かさ。豊饒。


混沌は時に、豊かさ、生き生き感、
温かい他者とのつながりを運んできてくれるのだ・・・。


      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'


これは「恋」の話としても読める作品だ。


否応なく他者から揺さぶられる。

   それが‘呑み込むもの’の象徴、
   大きな口のワニだったことも象徴的。


  ‘呑み込むもの’と言えば女性原理。


自分にはどうしようもない。恋に落ちてしまったのだ。

そして、初めて心を開いて内面に他者を受け入れる違和感、不安。

しかしそれはどれほど刺激的で、喜びを伴う経験であることか。


心を開いて他人を受け入れる不安と、
それを乗り越えなければ得られないものがあることを、
幼い人たちに教えてくれる本。


大人も、これを読んで、恋のトキメキを想いだそう(^^)


時はまさに春。固く閉じていた心の鎧を脱いで、

自分の心、魂を五感で感じきろう。

自身の奥深くに踏み入り、身を投げ出し存在をゆだねよう。


しなやかにそして敏感に生きる喜びを味わおう。



『ルラルさんのにわ』 
いとう ひろし 作・絵
ポプラ社(読んであげるならおよそ三歳から)

【♪魂に効く ブックレビュー♪】

1、『あまたにつまった石ころが』 キャロル・オーティス・ハースト 著 千葉 茂樹 訳

2、『ルラルさんのにわ』 いとう ひろし 作・絵

3、『ボビーとそらいろのヨット』 マーガレット・バーディック 作、 わたなべ しげお 訳

4、『ようこそ、おまけの時間に』 岡田 淳 作

5、クリスマス特集  『すてきな三にんぐみ』 トミー=アンゲラー作 『もちもちの木』 斎藤 隆介 (著)  滝平 二郎(絵)

6、『せかいいち うつくしい ぼくの村』 小林 豊

7、『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』 バージニア・リー・バートン
  『もぐらとずぼん』 作: エドアルド・ペチシカ 絵: ズデネック・ミレル 訳: 内田 莉莎子


8、『秘密の花園 (上)(下)』 フランシス・ホジソン バーネット 作、 山内 玲子 訳
  『トムは真夜中の庭で』 フィリパ・ピアス 作   高杉 一郎 訳


9、『どんどこももんちゃん』 とよた かずひこ 作・絵
  『ぼくがおっぱいを きらいなわけ』 礒 みゆき 作・絵


10、『くさる』 なかの ひろたか 『いわしくん』 菅原たくや 『みんなうんち』 五味太郎

11、『おおきなきがほしい』 さとう さとる 作・ むらかみ つとむ 絵
  『あな』 谷川 俊太郎 作・ 和田 誠 絵

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スピリチュアルコーチ 珠帆 美汐(たまほ みしお)


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